- 作家名
- 阿部淳 | Abe Jun
1980年代からストリートスナップの撮影を続ける写真家。大阪写真専門学校(現:ビジュアルアーツ専門学校・大阪)を卒業後、1982年から1994年まで前衛舞踏集団「白虎社」の映像スタッフとして東南アジアやヨーロッパ各国を巡行。2006年からは出版レーベル「VACUUM PRESS」の運営に参加し、数多くの写真集出版に携わる。『市民』『黒白ノート』などで2013年に第25回写真の会賞を受賞。「現実の現実感と夢の現実感が重なったとことでシャッターを押す」という阿部の言葉通り、その写真は力強く硬派な画肌を持ちながら、取り留めなく儚い。スナップのハードコアを体現するような写真である。
Page
of 1