垣本泰美

作家名
垣本泰美 | Kakimoto Hiromi
物語がつくられるプロセスと記憶の関わりをテーマに国内外で活動する写真家。夢や記憶の一場面のような写真は、彼女のすべてのシリーズに共通する要素である。現実と非現実のあわいを表現した写真は、その内側に鑑賞者が思い描くナラティブを呼び込み、さまざまな意味を持つ豊かなイメージへと変貌していく。現在は京都を拠点に活動し、成安造形大学准教授として美術教育にも携わる。また、これまで日本のみならずロシア、フランス、韓国、スウェーデン、ベルギーなどでも数多くの展覧会に参加している。