岡上淑子

作家名
岡上淑子 | Okanoue Toshiko
フォトモンタージュで知られる写真家。文化学院でファッションデザインを学び、授業で貼り絵/ちぎり絵を作ったことをきっかけにフォトモンタージュの制作を始める。進駐軍のために輸入された『VOUGE』や『LIFE』などの洋雑誌からイメージを切り出し、それらを組み合わせて不条理で夢想的な世界を表現した。1953年、日本におけるシュルレアリスムのパイオニア・瀧口修三に見出されて初個展を開催。しかし、1957年の結婚を機に育児や介護に専念したことで制作から離れた。2000年に写真史家・金子隆一による個展が開催されて以降再評価が進み、日本の戦後美術史・写真史における重要な女性作家の一人に数えられている。
Okanoue Toshiko
Photographs
Title(あ-ん)