迫幸一

作家名
迫幸一 | Sako Koichi
日本の「主観主義写真」を牽引した写真家の一人。自作の詩をイメージ化したいと思い写真を始めるが、次第に写真の特性を重視して抽象表現の探求へと進んだ。『アサヒカメラ年鑑』に作品が掲載された1952年頃から写真雑誌へ積極的に投稿するようになった。1954年、ドイツで開催された展覧会「サブジェクティブ・フォトグラフィ2」に出品。また同年、二科会写真部に入選し1972年まで出品を続けた。1956年「日本主観主義写真連盟」に参加。北園克衛が主宰した前衛芸術グループ・VOUクラブに入会し、1958年から機関紙『VOU』に写真を掲載する。また、北園や山本悍右、鳥居良禅など詩と写真を横断する作家たちと写真展「VOU形象展」を開催した。
Sako Koichi
Photographs
Title(あ-ん)